2011/07/13

A TREE IS NICE

























時々、子供の就寝前に絵本の読み聞かせをする事があります。絵本はテレビ
で放映されているようなキャラクターものも良いのですが、場合によっては
ハチャメチャな展開を繰り広げるので、読んでいる方が先に眠くなってしま
う事があります。先にお休みをさせる事も目的のひとつなので、一緒に楽し
めるような絵本がないかなーと偶然出会ったのがこの絵本です。

多くの木は私たちの生活の中で様々な恵みや潤いを与えてくれますが、この
絵本では木と人間が寄り添って生きる事の重要性を、自然体な文章と温かみ
のあるイラストで描いています。最近の絵本は音を発したり、絵を動かせた
り、シールを貼って物語を創ったりと多種多様でびっくりしますが、このよ
うなメッセージ性のあるシンプルな絵本はいいなぁとつくづく思うのです。
全国的に猛暑が続いています。熱中症にはお気を付けください。

※ジャニスメイ・ユードリイ著の「A TREE IS NICE」(1956年)、 日本語
版では「木はいいなあ」という題名で出版されています。 

□出版社(偕成社)からの内容紹介
子どもの目で見た木への讃歌が、さわやかな水彩画でおおらかに描かれています。
作者の保育体験から生まれた絵本です。 

木がある生活がどんなにいいか、その素晴らしさを描きます。
木がたくさんはえると森になり、
森はいつもいきいきしている。
秋になって葉っぱが落ちると、
落ち葉で色んな遊びができる。
落ち葉を集めて焚き火もできる。
木に登って遠くを見ることもできるし、
ブランコをつけて遊ぶこともできる。
木は木陰を作ってくれるし、
それから、それから・・・。